2014.09.12
4年間を振り返って~part1~
こんばんは。
4年マネージャーの長田です。
いよいよ明日より秋季リーグ戦が開幕します!
つい先日作成したと思っていた、日めくりカレンダーもあと1枚となりました…。
この秋のリーグ戦、私たち4年生にとってはラストシーズンとなります。
個人的には、本当にあっという間の4年間でした。
このシーズンで野球人生に一区切りつける者もいますし、
今後野球を続ける者、それぞれが別々の道に進んでいきます。
そこで「4年間を振り返って」と題しまして、4年生にラストエッセイを書いてもらいました。
4年生32名全員のラストシーズンに懸ける想い、
そして今までの野球人生を振り返っての思い出を掲載していきたいと思います。
最後までお付き合いいただけますと幸いです。
それではさっそく今日から始めさせて頂きます!!
トップバッターは、会田勇気(明大中野八王子)です。
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「苦しかったです。」
4年間を振り返ってまず浮かんだ言葉はこれでした。
いろんな思いをもって入部した1年生の春。
入ってすぐに明治大学野球部のレベルの高さに驚きました。
入部当初は、毎日を過ごすのが大変で不安な日々が続きました。
また、寮生活というのも初めての経験で親のありがたみを強く感じました。
2年生になり、新人戦に出場するという大きな目標ができました。
コツコツと努力した結果、1打席立つことができました。
結果は残せませんでしたが、来年からより頑張ろうという気持ちが大きくなりました。
3年生になってからは、自由な時間が増え、練習できる時間が増えました。
アメリカキャンプにも途中から参加することができ、充実した毎日を過ごせました。
しかし、なかなか結果を出すことができませんでした。
チャンスを活かすことができず、はがゆさがいつもありました。
結局、リーグ戦に出ることはなく、3年生のシーズンを終えました。
そして、ラストシーズン。
絶対にあの神宮に立つと意気込んだ矢先、監督から話がありました。
「学生コーチをしてくれないか。」
監督からチームを良くするために指名され、
自分を評価してくれたことは非常に嬉しかったのですが、
引き受けるか非常に悩みました。
その後、父親と食事に行き、学生コーチの話をしました。
すると父は「そういう評価をしてもらえるなら、頑張れ。
お前がどうなっても俺は4年間この伝統ある明治大学野球部に
部員としていることが大事で意味があると思うぞ。」
この一言を聞いて、涙が溢れました。
そして、決意しました。
「学生コーチとして、チームに貢献しよう」と。
こうして学生コーチとしてラストシーズンに臨みました。
初めは選手にどう接していけばいいか分からず、また厳しくしないといけないので、
「これでいいのか」「あの時ああしていればよかった」などと非常に悩みました。
ですが、選手が成長していくのを客観的に見ていると、
自分のことのように嬉しく思えるようになりました。
そんな中、春の新人戦で監督として、ベンチに入ることができ、
見事5連覇を達成することができました。あの時の胴上げは一生忘れません。
学生コーチをしてよかったと心から思えた瞬間でした。
この4年間本当に上手くいかないことがほとんどで苦しかったです。
ですが、苦しんだからこそ人として成長することができ、
また感謝の気持ちを忘れずに持てるようになりました。
この素晴らしい環境で野球をさせてくれた両親に心から感謝します。
そして、秋のラストシーズン、今までの4年間全てを懸け、優勝して、
日本一を奪還し、最後の最後に4年間を振り返って笑顔でこう言いたいと思います。
「楽しかったです」と。
長文になってすみません。
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ラストシーズン、4年生を中心にチーム一丸となって一戦一戦を大切に戦って参ります。
ぜひ神宮へお越しください!
部員一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております!
今季も変わらぬ御声援を宜しくお願いいたします。