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ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

3年副務の坂東です。

 

2か月ぶりのブログ担当となります。

 

 

 

春季リーグ戦が始まり2カードが終わりました。

 

結果は全敗、リーグ戦の連敗は東大ワーストタイ記録の70まで伸びました。

 

 

 

非常に苦しいチームの状態ですが、下を向いている時間は我々にはありません。

 

不甲斐ない試合が続く中、大きな声援を送って下さるファンの皆様、

 

いつもありがとうございます。

 

チーム一丸となり再来週の早稲田大学戦で勝利を掴むべく努力して参りますので、

 

今後ともご声援の程よろしくお願いいたします。

 

 

 

さて、今回のブログですが、タイトル通り「連敗阻止のキーマン」特集です!

 

皆さんは東大野球部に今年26歳を迎える投手がいることをご存知でしょうか。

 

彼の名前は、石上翔太(4年=栄光学園高出身)。

 

ここまで3試合に登板し、自責点は0。好投を続けています。

 

 

 

今回は六大学一の「苦労人」である彼をご紹介したいと思います。

 

 

 

石上投手は高校を卒業後、四年間に渡る浪人生活を経て、東京大学に合格。

 

高校に硬式野球部はなく、軟式野球部に所属していました。

 

高校時代より神宮のマウンドに上がることを夢見ていた彼は、野球部に入部。

 

硬球への戸惑いや、四年間のブランクなど、大学野球には様々な困難があったものの、

 

地道な努力を積み重ねた結果、3年生の秋に神宮デビュー。

 

最上級生となり迎えた今シーズンは慶應義塾大学との1回戦で先発投手に抜擢、

 

3回無失点の好投を見せるなど、今や東大投手陣には欠かせない存在に。

 

 

先に現役合格し、野球部に入部していた高校の同級生は、入れ替わりで卒業。

 

ハンカチ世代、最後の大物。

 

浪人生の多い東大野球部の中でも更に異色の経歴を持つ、

 

そんな石上投手の野球への思いを、本人に聞いてみました。

 

 

 

―野球部に入ろうと思ったきっかけは

 

「親が東大野球部のOBだったので、小さいころから漠然とした憧れがありました。

 

それで高3の夏が不完全燃焼だったので、東大で野球を続けたいと。

 

浪人生活は大変でしたけど、諦めたり、逃げるようなことはしたくなかったので。」

 

―入ってからも大変だったと思いますが

 

「最初はボールも重いし、体中痛いし、ブルペンに入れる状況なんかじゃなかったです。

 

でも、自分だったら絶対試合でやってやる、活躍してやる、という気持ちはあったので、

 

辛かったですけど、辞めようとかは思わなかったですね。」

 

―リーグ戦に向けての意気込みをどうぞ

 

「自分は相手打者との一対一の勝負というか、まずそれを一番大事にしてます。

 

その勝負に勝ち続けることでチームの勝利も見えてくると思うし、

 

抑えてやる、という気迫を野手に見てもらうというか、背中で語るというか。

 

とにかく、自分の投球が勝利に繋がるように頑張りたいです。」

 

 

ありがとうございました!

 

固い内容ですが、普段の石上投手はとても気さくな優しい方です!(笑)

 

 

カメラを向けると、笑顔で手を振りかえしてくれました(笑)

 

 

皆さま、神宮球場にいらした時は若々しい投球を続ける背番号“26″にご注目下さい。

 

 

3年/副務/坂東 秀憲 (栄東高校出身)