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こんにちは!

 

主将の高橋隼之介です。更新が遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。

 

今年も猛暑日が続き、毎日が暑さとの戦いで苦労している方も多いかと思います。

府中、内海島岡ボールパークも猛暑の中ですが、選手たちは秋のリーグ戦に向け、毎日汗を流しています。

 

8月に入り、リーグ戦まで残すところ約一か月となりました。先日は島岡御大の生誕の地である長野県高森町に夏季キャンプに行って参りました。

私自身、4回目の夏季キャンプでありました。

 

4年生はこのキャンプが最後であり、秋季リーグ戦を有終の美で飾るための「準備」を行う重要なキャンプであります。

 

春季リーグ戦では3位という結果で終わり、悔しさと課題がはっきりと残ったシーズンでした。チームで勝つために、何をしたらよいかを常に考え、ひたすらボールを追いかけました。最終日にはみんな真っ黒になり、達成感に溢れていました!

 

府中に戻ってからはオープン戦が続きます。キャンプの成果を実戦でどう活かすか、一人一人考えてやっていきたいと思います。

 

 

この秋季リーグ戦が4年生にとって最後のリーグ戦になります。

4年前、右も左も分からずの頃からあっという間に今日まで来ました。

私たちの学年はリーグ優勝3回、明治神宮大会優勝1回を経験している学年です。

これまで一緒にプレーさせて頂いた先輩方は、私たちに素晴らしい経験をさせてくれました。優勝した時の喜びも、優勝出来なかった悔しさも経験させてくれました。

 

2014年春季リーグ戦は優勝争いに加わりながらも、早慶に勝ち点を取られ優勝出来ませんでした。本当に悔しい思いがいっぱいでした。しかし、この学年は勝ったことも、負けたことも知っている学年です。過ぎてしまったことを、いつまでも引きずることは良くないと思い、リーグ戦が終わった時から秋に向け、ひたすら練習に励んできました。

 

私は思い悩んでいる時に一つの文章を目にしました。

The best things are never in the past, but in the future.

この文章の意味は「最上なものは過去にあるのではなく、将来にある」ということです。

私たちの明治大学硬式野球部は長い歴史を積み重ね、多くの諸先輩方が築き上げてきてくださった野球部です。過去から学び、その全てはこれから起こる未来のためであるということと考えると、この春は力不足だった私たちに勝負の厳しさを教えてくれました。

 

半世紀以上、成し遂げられなかった「三連覇」は今の私たちでは果たすことは出来ません。

しかし、この秋季リーグ戦で頂点を奪還し、後輩達にまた連覇の目標を作ってあげることは出来ます。明治大学硬式野球部の未来のためにも、後輩達のためにも、何かを残し卒業することが今いる四年生の使命であると思います。

 

残り約1ヶ月の間、とにかくまとまりを大切にし、全員野球で戦う「準備」をやりたいと思います。

 

春季もたくさんの方に応援して頂きまして、本当に励みになっております。

秋季はみなさんと共に歓喜を味わえることを想像し、一生懸命戦いたいと思います。

 

変わらぬご声援のほど、宜しくお願い致します。

 

主将 高橋 隼之介