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こんにちは。

4年マネージャーの長田です。

 

本日、9月13日!

いよいよ秋季リーグ戦が開幕いたしました。

(開会式の様子はアメブロをご覧ください!)

 

DSC05842

 

神宮球場のリーグ戦独特の雰囲気を約3か月ぶりに肌で感じ、

改めて気が引き締まりました。

 

弊部は来週20・21日のvs東大戦が初戦となります!

 

そして明日、明後日は弊部のグラウンドにてオープン戦を予定しております。

14日(日) vs 中央大学(13時試合開始)

15日(月) vs 日立製作所(13時試合開始)

日程表はこちらから


この1週間で最終調整を行い、まずは初戦、必ず勝利したいと思います。

 

 

それでは今日もラストエッセイに参りましょう!

今日の書き手は、井上将大(錦城)です。

それではご覧ください(^^♪

 

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まずはじめに、この明治大学硬式野球部という学生野球界最高峰の環境下で、

野球をさせていただいたことに感謝します。

たくさんの方々の支えがあって、私はここまで野球を続けられることが出来ました。

特に、お父さん、お母さんには本当に感謝の言葉しかありません。

 

私は、明治大学に一般入試で入学しました。

合格が発表されてすぐに、野球部の事務室に電話をかけて、

練習参加に行かせて頂きました。

甲子園で活躍していた選手たちが、

自分が今まで味わったことのないレベルで野球をしていました。

それを目の当たりにして、「自分もこの先輩方、同期と野球をやりたい、

この人たちと神宮の舞台に立ちたい。」この一心ですぐに入部を決めました。

 

期待に胸を膨らませて入部しましたが、初めて寮生活、

とても高度なレベルの野球、人間関係・・・・・・・・

どれも上手くいかなくて、入寮して一か月も過ぎる頃には、

野球部には入らなかった方がよかったのではないかと思い始めていました。

もやもやしながらも、ただ練習する日々が過ぎていきました。

 

そんな中、母から1本の電話がありました。

「最近調子はどう?風邪ひいてない?

お金のことは心配しなくていいから、あなたの好きな野球を、

悔いの残らないようにやりなさいね。いつでも応援しているから!」

このような内容でした。

 

その時私は、「元気だし、毎日が楽しいよ!」と強がりましたが、

涙が落ちてきそうでした。

私は私立の大学に通わせるため、また私が野球を続けてもいいように、

両親は共働きをしています。

 

その時、私は思いました。

「お父さんお母さんは、こんなにも私のために頑張ってくれているのに、

なんでおれはくすぶっているのだろう。」と。

と同時に、「両親への恩返しとして、神宮の舞台に立つ姿を見せる!」

と強く決意しました。

 

そこから私は変わりました。

少しでも時間があったら練習をし、先輩や同期にも進んでアドバイスを求め、

野球に全力で打ち込みました。

 

また、だんだんと人間関係もうまくいくようになってきて、

野球部に入部して良かったなと思い始めました。

 

そして、練習に練習を重ねた結果、

二年生の秋のリーグ戦で、神宮の舞台に立つことが出来ました。

父は仕事で見に来ることはできませんでしたが、

母は応援に駆け付けてくれました。

少しは恩返しをすることが出来たと思います。

 

現在は、選手兼学生コーチとして幹部の立場から、

チームを良くするためには何をすればよいのか、

どのような練習をすればよいのか、

また、下級生にどのような指導をすれば明治大学硬式野球部一部員としての

自覚を持った行動をとるようになるのかということを

模索しながら、とても充実した日々を過ごしています。

 

現在の私があるのは、丁寧に指導してくださっている監督を始めとした

指導者の方々、このような私を面倒見てくださった先輩方、

苦しい時もうれしい時も様々な時間を共有してきた同期、

少し生意気だけどかわいい後輩たち、いろいろな方のおかげです。

 

私は、この人たちと、この明治大学野球部で、

日本一になりたいと心の底から思っています。

 

春は悔しい思いをしましたが、

それをバネにしてこの夏はとても厳しい練習をしています。

へとへとになりながらも、一日一日を全力で過ごしています。

全ては、この秋、日本一になるためです。

 

私は一般就職するため野球人生最後のシーズンとなります。

悔いの残らないように全力で戦い抜きたいと思います!

 

そのため、どうか明治大学硬式野球部に

熱いご声援の程、宜しくお願い致します!

 

長文、駄文ではございましたが、

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

 

 

4年 選手兼学生コーチ  井上将大

 

 

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さぁ、いよいよ開幕です!!

 

今日も神宮球場で色々な方からお声をかけていただき、

弊部は本当にたくさんの方に応援していただいているなと改めて感じました。

いつもありがとうございます。

 

私たち4年生にとってはラストシーズンです。

 

いつも応援し、支えてくださっている方に

最高の形で恩返しできるよう、全力で頑張ってまいりますので、

今季も熱い熱いご声援をよろしくお願いいたします。

 

 

こんばんは。

4年マネージャーの長田です。

 

いよいよ明日より秋季リーグ戦が開幕します!

つい先日作成したと思っていた、日めくりカレンダーもあと1枚となりました…。

 

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この秋のリーグ戦、私たち4年生にとってはラストシーズンとなります。

 

個人的には、本当にあっという間の4年間でした。

このシーズンで野球人生に一区切りつける者もいますし、

今後野球を続ける者、それぞれが別々の道に進んでいきます。

 

 

そこで「4年間を振り返って」と題しまして、4年生にラストエッセイを書いてもらいました。

 

4年生32名全員のラストシーズンに懸ける想い、

そして今までの野球人生を振り返っての思い出を掲載していきたいと思います。

最後までお付き合いいただけますと幸いです。



それではさっそく今日から始めさせて頂きます!!

 

トップバッターは、会田勇気(明大中野八王子)です。



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「苦しかったです。」

4年間を振り返ってまず浮かんだ言葉はこれでした。

 

いろんな思いをもって入部した1年生の春。

入ってすぐに明治大学野球部のレベルの高さに驚きました。

入部当初は、毎日を過ごすのが大変で不安な日々が続きました。

また、寮生活というのも初めての経験で親のありがたみを強く感じました。

 

2年生になり、新人戦に出場するという大きな目標ができました。

コツコツと努力した結果、1打席立つことができました。

結果は残せませんでしたが、来年からより頑張ろうという気持ちが大きくなりました。

 

3年生になってからは、自由な時間が増え、練習できる時間が増えました。

アメリカキャンプにも途中から参加することができ、充実した毎日を過ごせました。

しかし、なかなか結果を出すことができませんでした。

チャンスを活かすことができず、はがゆさがいつもありました。

結局、リーグ戦に出ることはなく、3年生のシーズンを終えました。

 

そして、ラストシーズン。

絶対にあの神宮に立つと意気込んだ矢先、監督から話がありました。

「学生コーチをしてくれないか。」

監督からチームを良くするために指名され、

自分を評価してくれたことは非常に嬉しかったのですが、

引き受けるか非常に悩みました。

その後、父親と食事に行き、学生コーチの話をしました。

すると父は「そういう評価をしてもらえるなら、頑張れ。

お前がどうなっても俺は4年間この伝統ある明治大学野球部に

部員としていることが大事で意味があると思うぞ。」

この一言を聞いて、涙が溢れました。

そして、決意しました。

「学生コーチとして、チームに貢献しよう」と。

 

こうして学生コーチとしてラストシーズンに臨みました。

初めは選手にどう接していけばいいか分からず、また厳しくしないといけないので、

「これでいいのか」「あの時ああしていればよかった」などと非常に悩みました。

ですが、選手が成長していくのを客観的に見ていると、

自分のことのように嬉しく思えるようになりました。

そんな中、春の新人戦で監督として、ベンチに入ることができ、

見事5連覇を達成することができました。あの時の胴上げは一生忘れません。

学生コーチをしてよかったと心から思えた瞬間でした。

 

この4年間本当に上手くいかないことがほとんどで苦しかったです。

ですが、苦しんだからこそ人として成長することができ、

また感謝の気持ちを忘れずに持てるようになりました。

この素晴らしい環境で野球をさせてくれた両親に心から感謝します。

そして、秋のラストシーズン、今までの4年間全てを懸け、優勝して、

日本一を奪還し、最後の最後に4年間を振り返って笑顔でこう言いたいと思います。

「楽しかったです」と。

 

長文になってすみません。

 

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ラストシーズン、4年生を中心にチーム一丸となって一戦一戦を大切に戦って参ります。

ぜひ神宮へお越しください!

部員一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

 

今季も変わらぬ御声援を宜しくお願いいたします。